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BIRT DataCubes&CrossTabの設定2008年07月11日 11時25分58秒

クロス集計
データセットの設定が完了したら、次はDataCubesの設定を行います。
これは、エクセルでいうところのピボットテーブルのようなもので、クロス集計を行うための設定を登録します。

テストの成績一覧表を作るのに、クロス集計は欠かせませんので、しっかりマスターしたいと思います。

元になるデータは、科目ごとにデータベースに登録されています。

学籍番号科目得点
0001国語55
0001数学80
0001英語74
0002国語88
0002数学74
0002英語68


という感じで登録されています。
これをクロス集計すると下のようになります。
学籍番号国語数学英語
0001558074
0002887468


各生徒の採点結果が一覧表になります。 このクロス集計で表示をさせるための設定をDataCubesで行います。

上の表では、クロス集計を理解してもらうために最小限の情報ですが、実際には、年度や氏名、出席状況なども表示する必要があるので、 複数のテーブルを読みに行って作っています。

DataCubesの設定が完了したら、パレットにある、「CrossTab」を使って、表を作成していきます。

CrossTabを使うと、2行2列の表が表示されるのですが、左下の段に学籍、右上の段に科目、右下の段に点数を指定することで、表ができます。
指定の方法は簡単で、先ほど作成した「DataCubes」から各項目をドラッグするだけで指定できます。
指定が完了したら、プレビューで内容を確認します。表示の結果が必ずしも思っているものと違う場合や、場合によってはエラーになる場合もありますが、プロパティなどで設定を変更したり、「DataCubes」の設定を変更することで、修正が可能です。

今回、最低限必要なことはできることが確認できたので、帳票の作成はBIRTをメインに考えていきたいと思います。

BIRTパレット2008年07月08日 12時41分37秒

BIRTパレット
EclipseBIRTで帳票を作成するには、パレットから項目を選択します。

文字情報はもちろん、画像データやグラフも扱えるのですが、私が一番必要なのは、この中では「グリッド」や「CrossTab」などの項目になると思っています。

と言うのも、「グリッド」では、配置の調整を行うことができますし、「CrossTab」では、クロス集計を行えるので、成績一覧などを作成するには必須の項目だと思います。

しかし、ホームページなどを検索してもあまり詳しい解説などがなく、
実際にどう使っていくのかがあまりよくわかっていないので、これから調査して報告したいと思います。

BIRTデータセットの設定2008年06月30日 10時38分09秒

データセット
前回、EclipseBIRTのインストールが完了したので、データベースからデータを取得し、レポートの形にしていきます。

Eclipse自体で、データベースへの接続は完了しているので、BIRTで使えるようにしていきます。
「データ・ソース」にはすでにデータベースは登録されていますので、今回はデータセットに必要なテーブルを登録していきます。

「データ・エクスプローラー」の「データセット」にマウスを合わせ右クリックで「新規データセット」を選びます。
新規の画面が表示され、「データセット名」、「データソース」、「データセットの型」に、それぞれ値を入れていきます。
データセット名は自由につけられるのですが、基本はテーブル名や作業にあった名前を入れておきます。

「データソース」は登録してある「データソース」が一覧で表示されるので、データソースを複数登録してある場合には、必要なデータセットを選択します。

「データセットの型」は、「SQLSelectクエリ」を今回は指定しました。
設定が完了したら、「次へ」のボタンを押して、クエリーを作成します。
SQL文を記入しデータを取得します。

SQL文を入力したら、「終了」ボタンを押して完了してください。
データセットに追加したデータセットが登録されているはずです。

追加されたデータセットで右クリックし、「編集」をクリックすると、編集画面が出てきます。
この画面では、データの修正やパラメータの追加、データのプレビューなどもできるようになっています。

必要な情報を抽出できているか確認するときや、フィルターでデータを絞り込む時などもここで修正することができます。

データセットの登録が完了したので、次はレポートにデータを表示させていきたいと思います。

BIRTのインストール2008年06月16日 09時28分23秒

前回、iReportがうまくいかなかったので、今回はもう一つの帳票ツールである、EclipseBIRTを試してみたいと思います。
iReportについては、また改めて試してみるつもりです。

BIRTは元々がEclipseのプラグインとして開発されているので、現在インストールされているEclipseに追加していきます。
http://download.eclipse.org/birt/downloads/
からインストールできます。
現在のバージョンは2.2.2です。

私の場合はすでにEclipseがインストールされているので、「Framework」を選択しますが、Eclipse込でインストールする場合には「All-in-One」を選んでください。
BIRTのみを使う場合には、「RCP Designer」をインストールすると、良いようです。(使っていないので、詳細はわかりません)

ダウンロードしたら解凍し、Eclipseのフォルダにコピーします。
Eclipseを起動し、BIRTがインストールされているか確認します。
Eclipseの右上に「パースペクティブを開く」というボタンがあるので、クリックし、「レポートデザイン」が追加されていることを確認します。

うまく追加されているようです。(^_^)
これでBIRTが使える状態になっているので、次は実際に使えるか試してみたいと思います。

JDBCデータベース接続2008年06月14日 11時51分32秒

前回、JDBCドライバー定義を行い、JDBC接続のための準備がと問いましたので、実際にEclipseからSQLServerに接続をおこなっていきます。

「データ・ソース・エクスプローラー」の一覧にある「データベース」を右クリックし、「新規」を選択すると、接続用のプロパティ画面が起動します。

ウィザードが起動し、まずプロファイルの選択画面がでてきます。
一覧の中にはSQLServer用のプロファイルがないので、「汎用JDBC接続」を選択し、次に進みます。
次にデータベースの名前を入力します。名前は好きな名前で大丈夫なので、入力後次に進むと接続の詳細画面に移ります。

この画面で、ドロップダウンリストから、前回登録した接続設定を選ぶと、前回定義したID等の情報が設定されます。

設定されたら「テスト接続」ボタンを押してください。
「成功」の画面がでれば、接続完了です。
これでEclipseから、データベースへの接続ができるようになりました。